ハードウェアRAIDとソフトウェアRAIDの比較
きわめて泥縄的な調査ですが…orz
ハードウェアRAID
- RAIDカードが単一障害ポイントになる。
- 特に非Winの場合、ドライバ非対応のOSのバージョンは使用できない。(→メーカーのサポート頻度・撤退を要確認)
- 一部、ドライバなしで動くものもある???(未確認)
- RAIDカードを使えばハードウェアRAID、ということではない。
- サーバとRAIDでパフォーマンスが独立している。
- ソフトウェアRAIDに比べて障害発生時における障害部位の切り分けが容易であり、サーバに障害が発生した場合にもディスクのデータを利用できるといった利点があります。(SANRISEシリーズのFAQより)
- ホットスペア対応/非対応がある。
ソフトウェアRAID
- 低コスト(M/BについてるICH5Rチップ等も含めて)
- 非ブートディスクなら、OS再インストールでもRAID構成・データはそのまま。
- ブートディスクのRAIDに制限がある。
- リビルド中の縮退運転が可能(お勧めはできない)
- バッドセクタに関しては、ほとんどのハードウェアRAIDコントローラほど良くはない。(japan.linux.comの記事より)
- ハードウェアRAIDと速度的な差はない。少なくとも、低価格コントローラより速い。
- ホットスペアの情報がない。(こんな記事を発見。無理なのか?)
まとめ
RAIDにとって重要なのは、信頼性、速度、費用の3点。
これに作業が簡単かどうかをあわせてチェック。
費用は言うまでもないので、コストをかけるだけの信頼性と速度が得られるかどうかが重要。
特に、Linux用のユーティリティは少ないようなので、そういう意味でもソフトウェアRAIDは有利か。
Promiseのコントローラ以外との比較記事が少なく、最新のデータもないので、速度に関する情報は少ない。五分五分くらい?
ソーシャルな信頼性では、ソフトウェアRAIDの方が圧倒的に上か?
ただし、ソフトウェアRAIDでは、ブートディスクとデータディスクは分けた方が良い。
参考
http://japan.linux.com/kernel/04/06/20/1717219.shtml
実験 : 中古PC活用講座パート2【RAID構築編】(13/13) - @IT
http://www.ioss.jp/sohodiy/vol01-part05.html
http://www.orixrentec.co.jp/itsite/hotreport/compsite/2001-09.html
http://www.sbpnet.jp/vwalker/series/testlab/art.asp?newsid=2005
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/storage/diskarray/support/faq/general_ans.html