TTA+CUEファイルをトラック単位のTTAファイルに分割

ファイルサーバがなんとか動くようになったので、とりあえず音楽ファイルをファイルサーバに移行している所ですが、格納先を移動するとfoobar2000のDB情報がゴミになってしまいます。

まあ、普通のファイルが情報吹っ飛んだ所で大したことはないんですが、ComposerやらConductorなんて、大多数の人にはどうでもいい情報も管理しているもんで…。

そこで、TTA+CUEからトラック単位にファイルを分割して、普通には設定されないタグを設定し、ファイルにも情報が保存されるかを試してみます。

1.CUEシートに無理やりタグ付けしてみる。

まずは往生際悪く、現状で何とかならないかなぁと思って試したのがこの方法。


foobar2000でくっつけたタグ情報はCUEシートに反映されません。
ただ、その逆にCUEシートに無理やりComposerとかタグ付けしてみて、反映されるならいいかなぁ、と思ったんですが。
失敗。
あきらめて普通に分割することにします。

2.トラック単位のTTAファイルに分割(1)

トラック単位に分割する方法は、2種類あります。
まずは簡単なやり方。
foobar2000に、DiskWriterとCLI encoderが入っている必要があります。

  1. preferences -> components -> Diskwriterを選択
  2. Output directoryをお好みで修正。ソースと同じ所でいいんじゃない?
  3. Output file name formattingをお好みで修正。%fieldname%が使えない?
  4. Output Presetsで"Commandline Encoder : TTA"を選択、Edit
  5. Encoderのパスを修正。Tagは好みでID3v2に変更。
  6. save all
  7. 楽曲を選択して右クリック
  8. Convert -> Run Conversion

その時点で持ってる全てのタグ情報が出力されるのでお勧め。
CUEシートは使えなくなります。

3.トラック単位のTTAファイルに分割(2)

今度はfoobarを使わない面倒くさいやり方。

  1. TTAをWAVにデコード
  2. CUEシートのファイル名をデコード結果に修正
  3. EACで、CUEシートに基づいてWAVファイルを分割 -> ギャップを含めるを選択。
  4. 分割したファイルをエンコード
  5. タグ付け

正統派といえなくも無いですが、ひたすら面倒です。
一応EACリッピングしたWAVファイルと、デコード+ギャップ込みで分割のWAVが同一になることは、WaveCompareで確認しました。
新しいCUEシートは出来ますが、お勧めしません。