バタフライ・エフェクト

なんとなく、藤子・F・不二雄のSF(すこしふしぎ)を彷彿とさせるような内容。
粗筋を冷静に追いかけると別段怖くもないはず、なのだが、見てる最中は物凄く怖かった。

粗筋は、過去にタイムスリップできる男が、幼馴染の女性を死なせないように過去を改竄するものの、そのたびに未来が皮肉な方向に変わってしまう、というお話。

正直言って、誰でもいつも考えてるようなことなんですが、だからこそ怖いというか気味が悪いというか。
しかも、主人公だけは、改変前の知識を持っているという所が、陸地も見えない太平洋のど真ん中にでも放り出されたような気分にさせられる。

これ以外で、怖いタイムスリップの話は、ワンダービットであった、「全く同じ結末+その自覚がない」展開。例えば、今の人生が2回目か10回目か、あるいはもっとか、全然判らないとしたら?