DVD-Audio再生スペックまとめ

以前も取り上げたデジタルARENAの記事のとおり、DVD-AudioをPCで再生するためには、WinDVD 6 Platinumのようなプレイヤーソフトが必要になります。

その次に、ハードの環境がDVD-Audioを再生できるだけのスペックがあるか?すなわち、192KHz/24bitを出力可能かというのが問題になります。

当然必要なのがDVDドライブ。次に、上記のプレイヤーソフトが動作する環境。そして192KHz/24bit出力対応のサウンドカード。

DVDドライブ

Audigy 2 ZS Platinumでは第2世代、WinDVD 6 Platinumではフェーズ2以降のDVDドライブが必要なようです。

調べてみたところ、DVDドライブの第2世代とフェーズ2とは内容が異なり、
フェーズ2ドライブは、ドライブ側にリージョンコードを持つDVDを指すようです。
(リージョンコードなしがフェーズ1)

参考資料

プレイヤーソフト動作環境

ソフトによって異なりますが、だいたい、Pentium4の2-3GHzもあれば十分でしょうか?あと、メモリは256MB程度必要。

サウンドカード

Audigy2を筆頭に、大抵の最新サウンドカードは、192KHz/24bitに対応しているようです。事前にケース裏を確認すれば良いかと。

その他

以下は、WinDVD6 Platinumの動作環境にある、DVD-Audio再生の特記事項です。

24bit/96(192)KHz の DVD-Audio 出力にはクリエィティブメディア SoundBlaseter Audigy2 シリーズ、または Intel High Definition Audio 対応システム必須

High Definition Audio(以下、HD-Audio)は、Intelの910GLチップセット以降で取り入れられた機能で、192kHz/32ビット品質で最大8チャネルをサポートします。したがって、865以前のチップセットでWinDVD6 Platinumを使用してDVD-Audioを聴く場合、サウンドカードがAudigy2系に限定されます。

HD-Audioの仕様
http://www.intel.co.jp/jp/developer/design/chipsets/hdaudio.htm