EM・ONEαのWi-Fiルーター対応
例によって今更のネタです。
以前実験的にDeleGateLauncherを導入してみたんですが、帰省先で使おうと思って久しぶりに試してみたら、いろいろ問題がありそうな事がわかりました。
で、WMWifiRouterでその辺を改善できたので、DeleGateLauncherの方と合わせて、手順を適当にまとめてみます。
DeleGateLauncherの場合
Windous Mobile機(以下、WM)にProxyサーバーを立てて、Wi-Fi側からはサーバーにアクセスする方法。
セキュリティ
40bit WEPなので、キーはAlphanumeric5文字。
設定
- WM機の設定
- DeleGateLauncherをインストール
- http://wince.delegate.org/ から、wince-dg.exeとdgcezlib1.dllをダウンロードして、1のインストール先に配置
- WMの[設定]-[接続]-[ネットワーク カード]を選択
- [ワイヤレス]タブの[アクセスするネットワーク]を"コンピュータからコンピュータへのみ"に設定
- [ワイヤレス]タブの[新しい設定の追加]を選択して、以下を設定
- [ネットワーク アダプタ]タブから"内蔵ワイヤレスLAN"を選択して[編集]
- "指定した IP アドレスを使用する"をONにして、以下を設定
- PC側設定
- 固定IPの設定
- ワイヤレスの設定
- SSIDの設定:WM機に設定したネットワーク名と同じ
- 接続方法:ad-hoc
- アクセスポイント認証:オープンシステム認証
- 暗号化:40bit WEP
- キー:WM機と同じ
WMWifiRouterの場合
セキュリティ
128bit WEP。キーに設定するAlphanumericが13文字に満たない場合、自動的に26文字のHexadecimalを生成するみたい。
設定方法
詳しくは、WMWifiRouterユーザガイドを参照して下さい。
- WM機の設定
- WMWifiRouterをインストール
- ここでちゃんと設定した場合、以降の処理の大半は不要です。
- Wifi設定
- [Options]-[Configuration]-[Wifi network...]を選択
- "Dynamic"か"Stored"を選択。どっちでもいけます。
- 推奨されてる"Ad-hoc"を選択。
- network名を適当に設定
- 暗号化方法は、推奨されてる"WEP/Open"を選択。
- WEP encryption keyを、alphanumeric13文字(もしくはHexadecimal26文字)で設定。
- 規定の文字数に足りない場合、26文字のHexadecimalが払い出されるので、PCではその値を使用する。
- encryption key indexは、推奨されている"1"を選択。
- バッテリー設定
- [Options]-[Tools]-[Wifi]-[Power Control]を選択
- "Full power"を選択
- IP range設定
- [Options]-[IP range...]を選択
- 好きな値を選択。デフォルトは192.168.3.x。サブネットマスクは24固定っぽい。
- WMWifiRouterをインストール
- PC側設定
参考資料
- 伊勢的新常識
- DeleGateLauncher公開元
- \DeleGate for Windows Mobile/CE
- HTTPプロクシDeleGateのWindousMobile版公開元
- http://takagawa.vox.com/library/post/e%E3%83%A2%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AEemone%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%B0%A1%E6%98%93%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E8%A8%AD%E5%AE%9A.html
- アクセスキーは5文字
- http://www.wmwifirouter.com/
- WMWifiRouter公開元
- WMWifiRouterユーザガイド
- WMWifiRouter設定: ぽたモバ