コンポージアム2008 スティーヴ・ライヒの音楽2
曲目
- ドラミング パート1
- プロヴァーブ
- 休憩
- 18人の音楽家のための音楽
感想
今日は2階席左手。昨日が真正面だったので、今日は今日で心配してたんですが、なんとステージ真上!
昨日は良く見えなかった配置換えも、楽譜だってくっきりです*1。
流石に角度の問題で、人の顔まではいまいち見えてなかったんですが、黒い野球帽?を被った人は全部ライヒと思ってしまって良いんですかね?ドラミングから出ずっぱりだった気がするんですが…。
ドラミングも演奏方法を知らなかったのですが、4人が2x2で差し向かいに立って、8個あるボンゴを叩くと言う、ある意味こじんまりとしたものでした*2。っていうか、たまにカツッって音するんですけど、ひょっとして撥当たってません?www
後でCDを聴きなおしてみると、今日の演奏の方がより強弱が激しかったように思います。特に赤いシャツのおっちゃんが、破けるんじゃないか?っていうくらい撥を激しく叩きつけていて少し怖かったです。
昨日のダニエル・ヴァリエーションズと全く逆に目茶苦茶アガる曲でした。地と図が入り乱れる感じで、どちらが主でどちらが従なのか判らなくなります。大小の太鼓8つを皆で一斉に叩いているだけなんですけどね。
音楽の基礎(ISBN:9784004140573)にもありましたが、リズムは大事だよ、というお話。でも結局何拍子だか全く判らないまま終了。
真上過ぎて誰が出てくるか判らないままに拍手してたらスタッフだったりしながら次の曲へ。
プロヴァーブは、最近「『論理哲学論考』を読む(ISBN:4480089910)」を読んでいたので、反哲学的断章のフレーズを歌う事にちょっとだけwktkしてましたが、よく考えたらどこ歌ってるかさっぱりなので、あまり関係なかったです。相変わらず、ソプラノが綺麗でした。
18人の音楽家のための音楽は昨日とやってる事はほぼ同じだったんですが、その分、人の入れ替えがとても良く判りました。
ピアノがマラカス振ってたりとか、昨日は全然見えなかった。やっぱり所々落ちてましたが、やっぱりこの入れ替わりも含めての演奏なんだなぁと思うと、CDで聴くのが若干味気なく思えてきます*3。
そして今日もスタンディング・オベーションで終了。っていうか、こんなにオベーションでもアンコールはやりませんか、そうですか。クラッピング・ミュージックの一つでもやっておけばなんかあったかもしれないと、若干後悔しています。
昨日もそうだったんですが、指揮者もライヒもなぜか後ろに向かって指指ししたり(こっち来い|立て)的なジェスチャーしてたんですが、誰に向かってやってるのかさっぱりで、1階席、2階席もその度に1階席の後ろを見たりしてました。
まあ、次があるか判らないので、2日間聴きにいけてとても幸運だったなぁと思います。