グループで共同作業するディレクトリを作る

対象のディレクトリに新規でファイルを追加したら、パーミッションを変更しなくても、他の人からR/Wできるようにしたい時の方法。

linuxには、通常のパーミッション(w/r/x)の他に、以下の3種類のパーミッションがある。

  • suid
  • sgid
  • sticky

内、実行可能ファイルに対して設定するものは、suidとsgid。
ディレクトリに対して設定するものは、sgidとsticky。

ディレクトリに対してsgidを設定すると、新規ファイル追加時に、ディレクトリの所有グループがファイルの所有グループに設定される。

例: /var/local/hogeをグループfooの共有ディレクトリにする。

$ mkdir /var/local/hoge
$ chown [-R] :foo /var/local/hoge
$ chmod g+s /var/lolcal/hoge

lsして、グループのXがSに変わっていたら成功。


なお、グループに対してstickyを設定すると、自分所有のファイル以外はW権限があっても削除できなくなる、らしい。