蛍光灯の種類
下記で1セット?
- ランプ
- 安定器(インバータ含む)
- 点灯管
原理
- 電極(陰極)に電流を流して加熱する
- エミッター(電子放射性物質)から大量の電子が放出される。
- 電子が、ガラス管の中に封入されている水銀原子と衝突→紫外線が発生
- 紫外線が、ガラス管内に塗布されている蛍光物質に照射→可視光線が発生
点灯時の方式の違いから、スタータ式、ラピッドスタート式、インバータ式の3種類に分けられます。
スタータ式
あらかじめ電極を加熱してから放電を行なう方式。
特徴
- FL型のランプを使用
- 点灯管が必要
- グロー式安定器を使用
点灯管の違い
口金の形状によりE型とP型に分かれる模様。
一般的に30W以下ではE型、32W以上ではP型である。
点灯管 - Wikipediaによると、こんな感じ
種類 | 点灯までの回数 | 点灯までの時間 | 寿命 |
点灯管 | 複数回 | 約3秒 | 6,000回以上 |
電子点灯管 | 1回 | E形で約1.2秒、P形で約0.6秒 | 60,000回-120,000回以上 |
デジタル点灯管 | 1回 | FG1E相当品で0.8秒、FG5P/FG4P相当品で0.6秒 | 最大200,000回 |
ラピッドスタート式
蛍光灯が即座につくように、安定器とランプのそれぞれを改良したものみたいです。
始動補助導体を持ったラピッドスタート形ランプと予熱巻線付きの磁気漏れ変圧器形安定器の組み合わせで始動する。
定器が?電極の予熱と、点灯のための高電圧を発生し、蛍光灯器具の?近接導体の始動補助作用によって点灯します。
特徴
- 1秒くらいで点灯
- FLR型のランプを使用
- 点灯管が不要。
- ラピッド式安定器を使用
- 大きい
始動補助のための近接導体が必要
- 器具に着いてる場合と、ランプに着いてる場合がある
インバータ式
交流電源を整流平滑し、高周波に変換して蛍光灯を点灯させる方式
です。
特徴
- 瞬時に点灯
- FHF型のランプを使う
- 点灯管不要
- 安定器も不要?(via http://costplan.jp/ke/light/knowledge-1-1-fhf.html )
- 高効率=ワット数あたりの明るさも高い
- 騒音やちらつきがない
その他
- とりあえず、現状の蛍光灯がFL、FLR、FHFのどれかを調べる
- 上記は直管形の場合
- 点灯する際に、数秒点滅するならFLで普通の点灯管を使っているはず。
- 電子点灯管かデジタル点灯管に変えると電気代が節約できる?
- 蛍光灯は湿気に弱いので、電球型蛍光灯などを風呂場等に使うのは駄目らしい。