パプリカ(ISBN:4122028329)

パプリカ (中公文庫)
映画が良かったので購入。

2007-01-19追記:
正直、よくこれを映画化したなぁ、という感じ。
なんか、後半はキリスト教の悪魔vs大日如来不動明王という、メガテン並みの展開でしたが、本から離れるのが難しい程の怒涛の展開でした。
しかし、小説版の方が、乾・小山内側の手の内をばらしているせいか、辻褄があった展開であるように思います。小山内の美人局は兎も角、DCミニのアナフィラキーショックによる被害の拡大や、夢が混線しあう様は小説の方が描写が丁寧でした。特に、起きた夢を見させられる、という、最早何を信用してよいのか全く判らなくなる展開は、映画でもやって欲しかったですね。
時田と敦子の結ばれ方についても同様ですが、これはもう映画とあまりに違いすぎるので割愛。