White Tiger Oil Field ≒ 白虎野

『白虎野』(asin:B000E0VQK4)がらみで初めて知ったので、少し調べてみました。


ベトナム最大のバック・ホー油田(Bach Ho oil field)*1はホワイト・タイガー油田とも呼ばれるそうです。Bach = 白、ho = 虎ということらしく、別名という訳ではない模様。
他にも「ブラック・ライオン油田」、「ホワイト・ライオン油田」というものもあるようですが、これらも直訳かと思われます。


南シナ海の海底油田だそうで、出光オイルアンドガス開発株式会社の資料及び、出光の2004/10/29のニュースによると、ホーチミン市南東200Kmの「15.2」鉱区から「09.3」鉱区の間あたりにある*2ようです。

1986年に採掘されたようですが、1990年代初頭には生産量の80%は日本に輸出されている模様。
石油が順調に採掘出来るようになるまで平均で何年かかるか判らないので、すごいかどうか全く不明ですが(^^;

ここに限らず南シナ海は資源が良く取れるので、中国、日本辺りが頑張っているようです。


Wikipediaによると、生産量よりも先に、The White Tiger oilfield is often cited as evidence that abiogenic petroleum has been found in granite.という記述があります。

非動物性の石油!?
なんじゃそら?

ということで、新たに「石油の非生物起源説」について調査中。
買うかどうか迷ってた『トンデモ科学の見破りかた』(ISBN:4794212828)*3も買ってしまおうか。

参考資料:

*1:バクホー、バイック・ホーの記述もありました。

*2:2006-05-27追記。『白虎野』の在宅オーディエンス用の内容では、09-3鉱区と特定されていました。

*3:邦題がひどすぎる、という事で気にはなっていました