コミュニケーション技術(ISBN:4121008073)

  1. 単語の選択
    1. ワンワード/ワンミーニング
      1. あい昧な名詞に注意
      2. あい昧な動詞に注意
      3. あい昧な形容詞や副詞に注意
    2. 別の言葉で説明しない
      • 「含蓄のある語の使用はできるかぎり避け、自分勝手に造語しようとしないで、それぞれの分野で決まっている専門用語があれば、それを使うべきである。」
    3. 動詞との相性
    4. 形容詞との相性
      • 「具体的に描写をするように心掛けるべきだ。」
      1. 「行う」は極力使わない
    5. 用語をみだりに変えない
    6. いきなり未知の用語を使わない。
    7. 代示を使う
      • 「一九八六年型マーキュリー・ステーション・ワゴン」
  2. 文に不可欠な要素
    • 「実用文では「短文」がモットーである。」
    1. ワンセンテンス/ワンアイディア
    2. 受動態を多用しない
    3. 定義法
    • 「単語=区別+概念」
    • 「区別+概念=単語」
    1. 縁語接近・長遠短接
    2. パラレリズムの原則
    • パラレリズム=並列法
    1. 原因・結果の表わし方
    • 「文と文はお互いに関連を持つように結合されねばならない。」
    1. 語句の重複を避ける
  1. パラグラフのまとめ方
    1. ワンパラグラフ/ワントピック
      1. 並列型
      2. 直列型
      3. 分析並列型
      4. 分析直列型
    2. 総論から各論へ
      1. 総論の書き方
        • 「表題のように句ではなく、文の形をとるのがよい。」
        • 「それらの理由が各論になる。」
        • 「理解しやすく、明確に一つの概念を述べるように心掛けることが肝心だ。」
        1. 順番に述べるパターン
        2. 関係を述べるパターン
        3. 分析のパターン
      1. 各論の展開法
        1. 時間上のオーダー
        2. 空間上のオーダー
        3. 重要度の高いものから低いものへのオーダー
      2. 総論と各論の連結
    1. 問題と目的を明確に
      1. 問題点
      2. 技術上の目的
        • 「探求する」「試験する」「調査する」「調べる」「検証する」「解決する」「比較する」「測定する」「分析する」等
      3. 伝達の目的
        • 「目的」+タイトル
        • 「本レポート(の目的)は…である。」
        • 「依頼する」「勧める」「要求する」「提案する」「問い合わせる」「許可を求める」「答える」等
  1. パラグラフの展開法
    1. 分析による
    2. 事実による
    3. 実例による
    4. 定義による
      • 「単語・句・考え→区別+概念(である/を意味する)」
      • 「同義語で示す定義法」
      • 「反対語の方法」
      • 単語 is-a 概念
    5. 時間の順序による
    6. プロセス記述様式による
    7. 説得
      1. 結論
      2. 結論支持
      3. 予期する反論
      4. 予期する反論に反論
      5. 結論
    8. 原因・結果
      1. 原因・結果の展開法
      2. 結果・原因の展開法
    9. 問題・解決
    10. 比較・対照
      • 比較=類似性を主にした比較。既知と未知の比較
      • 対照=相違を主にした比較。類似したものの相違点