さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学(ISBN:4334032915)

最近、まわりで地域通貨や郵政民営化の話が出ることが多いのですが、あいにく経済・会計・簿記・流通といった分野に真っ暗なので、話についていけません。

特に貨幣経済とか流通あたりの本質を、ほんの概要レベルの粗さでいいので押さえておこうかと思って、適当に購入。売れてるらしいし。

内容は、雑学レベルで会計の基本的な考え方と用語が学べる、という感じ。
導入部が取っ掛かり安いのが素晴らしい。
最後に数学のセンスの話が出てきますが、トリックを暴くというような短絡的な内容でなかったのは好感が持てました。

エピソード４の、改装した場合に機会損失で赤字、という例は、改装しなかった場合の機会損失について考えなくていいの？この辺よく判ってません。