アームレイカー(Arm Laycer)

νガンダムの操縦桿。半球状の逆ジョイボールなアレです。

いつ頃完成した技術かは不明ですが、U.C.0093の第二次ネオ・ジオン抗争時のMSで取り入れられた事と、U.C.0123時点で主力機には採用されていない事から、U.C.0090年代以降の、おそらくはアナハイム・エレクトロニクス(以下AE社)製MSにのみ採用されたのではないかと思われます。

ジョイボールっぽい外見から想像されるように、ジョイスティックと比較して僅かな運動量でMSの操縦を行うことが可能なのが特徴。また、ボタンも幾つかついていた筈なので、ダミーやトリモチの射出・ロックオン等の火気管制なども簡単に出来たものと思われます。
反面、衝撃時に手から外れやすかったようで評判が悪く、数年程度で廃れてしまいます。まあ、外れるも何も、兵器にそんな感度のいい操縦装置がついてたら、着弾時のゆれで明後日の方向に吹っ飛んできそうな気がするんだが…。緊張してたらMSが震えて一発でばれそうだ。

しかし、ジェガン辺りの主力機が、そんな不評なもの40年間もそのまま使ってたのか?軍縮レオパルド2やエイブラムズだって電子システムとか大幅に改修されてるし。なんか裏の事情があってずっと使われてたんじゃないのか?たとえば、AE社の民間機にも搭載しててそっちでは概ね好評だったとか。

ちなみに、Laycerは翻訳できませんでした。造語?