自衛隊の大砲をつかったコンサート・鑑賞篇

LIVE SOLAR RAY以来の屋外音楽鑑賞。
もとい、雨天屋外音楽鑑賞。
11月のつくばの氷雨に比べたら、なんてことなかったですよ。ハハハヽ(´ー`)ノ
時間と天候のため、広報センターにはよらず、大泉学園から新座総合技術高校までバスで、そこから徒歩で訓練場まで移動。小学校の隣の敷地に、「マムシ注意」と書いてあったけど大丈夫か?!

  • ?(ライフル発砲有り)

アナウンスが良く聞こえませんでした。突撃ラッパみたいなの*1の後に儀仗隊の生徒?が20人くらい入場。
まだ若いせいか、ファンシードリルが若干ジャニーズっぽい。
端っこのメガネっこがドジっこで萌え。その後空砲撃ってたんですが、ライフルって落としても大丈夫なの?
突撃ラッパみたいなのの後、全員退場。

(Leonard Bernstein / Candide Overture)

スピーチが長かったので一曲分としてカウント。
練馬区代表。次の銀河鉄道999が公募された事を受けて登場、という触れ込みでしたが、どこまで本当かは不明。客席から普通に登場。
盛んに、大砲が楽器として使われる世の中になって欲しいと述べられていました。
ひょっとして、昨日の事件の影響でしょうか?
あと、みんなざわざわしっぱなし。


2008-05-25追記
昨日の事件が何を指すのか失念。香田証生氏のイラク拉致事件だったっけ?

ゴダイゴ好きですが、聞いてる内に、ここにいる人間はみんな大砲オタでアニオタなんじゃないか?という気がしてしょうがなかった…。
どうせならヤマトかなんかで大砲ぶっぱなしまくりみたいな選曲でも良かった。

  • スーザ : 「アメリカ野砲隊」(大砲あり)

(John Philip Sousa / The US Field Artillery)
朝霞の学校のリクエストらしいが、本当に学生が選曲したのか?
解説のおねーさん(すいません。名前と階級忘れました)の説明では、大砲のパートは本来ピストルでやるそうです。
コーラスはカラオケみたいだった。

なんか、大野雄二チックで、これはこれでという感じ。トランペットソロあるし。
コーラス部隊は腰入っておらず、恥じらいが残ってるように見えました。
でも、制服姿で照れながら半ばやけで歌ってる女性自衛官萌え。
テント奥で腕振ってる人たちは、ドラム隊か鳴子隊か判別できず。

(Peter Iryich Tchaikovsky / 1812 Overture op.49)
「神よ皇帝を護り賜え」*2と「ラ・マルセイエーズ」が交互に演奏される交戦シーンでは空砲なし。
祝砲部分のみ。

全体的な感想としては、やはり大砲のインパクトが大きく、真っ赤なマズルフラッシュが印象的でした。
音量自体は、話に聞く富士総合火力演習のイメージを想像していたため、思っていたよりは迫力なかった*3ですが、あんまりやりすぎても音楽にならないし、丁度いいくらいだったかも。近くで見る打ち上げ花火よりやや小さい程度でした。

1812が演奏された辺りから雨が激しく、始終傘に雨が当たる音が続くため、音楽鑑賞に最適な環境とは言えませんでしたが、「自衛隊でしかできない音楽」であったことは確か。無料ということを置いても、いい体験させて貰いました。
自衛官の皆様は、香田さんの事件が嫌なタイミングで起こってしまった中、雨天の中の演奏と言うこともあり、入退場の整理や準備・片づけで大変だったろうと思います。ご苦労様でした。

あと、帰りに松本零士氏が我々の隣を歩いていて、一同興奮。
雨降ってなかったら、一緒に写真お願いしたのに…。

次はベートーヴェンの「ウェリントンの勝利」(戦争交響曲)をお願いします。

*1:ドリフのズンドコ節(海軍小唄の方)のイントロで使われているもの、と言う説明で判る人だけわかって下さい

*2:ロシア帝国国歌の名称はWikipedia国歌に準拠しました。

*3:実は大砲側は既に満員だったため、中央席右側で見物していました。大砲前の席で見れた方は大迫力だった模様。